歯科衛生士のみなさんへ
ご存知の通り歯科診療所の数は年々増え続け、歯科衛生士さんにとっては働き口が増えることで活躍の場が多くなりました。それに加えて昨今は口腔ケアに対する評価が上がり、ますます歯科衛生士さんの力が必要となっています。そのため労働条件も皆さんのライフスタイルに合わせて選択できる良い時代なのかもしれません。
当クリニックも歯科衛生士さんの力を必要としているクリニックの1つです。私も休診日を利用して口腔ケアのセミナーを受けに行きます。しかし歯科医師という立場上、どうしても患者さんとの間に見えない壁が存在します。女性という立ち位置、歯科衛生士さんという立ち位置は患者さんの緊張をほぐし、癒やしを与えられる存在であることに疑いの余地はありません。いくら良い情報を持っていても、伝えて理解してもらえなければ無意味です。同じ説明をするにしても、歯科医師の立場の自分が言うのと、歯科衛生士のみなさんが言うのとでは説得力が全然違うことを実感しています。
あまデンタルクリニックでは噛み合わせ治療に力を入れています。噛み合わせは歯を被せるとき、矯正するときだけが大事な訳ではありません。歯は毎日使う臓器ですので、少しずつ減ってきてしまいます。噛む筋肉も毎日同じ条件ではありません。噛みグセもあります。くさび状欠損でCRを詰めたがすぐ取れる、無髄歯に知覚過敏が起きる、たびたび不定愁訴を訴える、挙げ出したらキリがないですが、もしかすると咬合的要因が関わっているかもしれません。咬合的要因が疑われる場合は咬合調整でカリエスやPのリスクを減らすことが可能です。咬合を安定させた後は毎日のセルフケア、定期的なプロフェッショナルケアが欠かせません。そのモチベーションを上げるのは歯科衛生士さんの力無しにはできないと考えております。
そんな歯科医師である自分にない力を持った歯科衛生士さんに、あまデンタルクリニックは力をお借りしたいのです。2011年10月に新規開院し、13年目を迎え漸く定期検診で来院される患者さんが半数を超えました。外来では患者さん1人あたり約45〜60分近く時間をとってケアをしてもらっています。訪問診療も行っており、歯科衛生士さんの力を振るって頂きたい環境になっています。どうか力を貸してください。
あまデンタルクリニックの診療理念は“噛み合わせ治療に重点を置いた、最小限の治療で最大限の効果”です。咬合調整や薬物塗布など予防処置を施すことで、早期発見長期観察のカリエスもあります。
積極的治療か経過観察かは患者さんのモチベーションによっても変わります。少なくとも良い医療を提供したい気持ちは皆さんお持ちであると思います。
正直他のクリニックに比べて、良い条件は提示できないかもしれません。あなたの力をお借りすることで、多くの定期検診の患者さんが来院する礎を築いてもらいたいのです。働く上で労働時間、労働賃金はとても大切です。出来る限り希望に添えるようにしますので、一度相談頂ければと思っております。見学だけでも結構です。一度あまデンタルクリニックの雰囲気を感じ取りに来ませんか?
平日18時退勤でも構いません